『子ども社会研究』投稿規定

会則 > 『子ども社会研究』投稿規定

『子ども社会研究』投稿規定

(2024年8月17日改訂)

  1. 投稿年度までの会費を納入した日本子ども社会学会員は、(1)研究論文、(2)研究ノート、(3)実践報告を投稿することができる。なお、新入会員の場合は投稿締切日以前に入会手続きを済ませておくこと(入会申込書が事務局に届いているとともに会費の納入が確認されていること)。
  2. 投稿論文等は未発表のものに限る。但し、口頭発表したものについてはこの限りではない。
  3. 同じ号に投稿できる論文は1編とする。ただし、共同研究はその限りではないが、筆頭著者は1編に限る。
  4. 投稿論文の掲載の可否は、紀要編集委員会で査読し審査のうえ決定する。ただし、内容の修正を求めることがある。
  5. 投稿論文は、原則として、Wordで作成し PDFファイルに変換したもの(15MB以下)をメール添付で提出するものとする。
  6. 投稿論文の PDFファイルは、次の2種類を準備すること。①論文題目のみを記した表紙をつけたもの、②論文題目に加えて、氏名、所属、住所(郵便番号を含む)、電話番号、E-mailアドレスを記入した表紙をつけたもの。なお、表紙は下記の投稿論文の分量に含まない。
  7. 投稿論文はA4判縦置きに横書き、1頁あたり全角40字×38行で作成し、表紙を除き、ページ番号を付すこと。本文と注は10.5ポイントで作成し,図表は9ポイント以上で作成すること。表紙を除く投稿論文の分量については、下記の通りである。
    (1)研究論文 14頁以内
    (2)研究ノート 12頁以内
    (3)実践報告 6-8頁以内
    上記分量には図表、および注、引用・参考文献を含む。ただし、表紙は含まない。なお、「研究ノート」「実践報告」として投稿する場合は、表紙の論文題目の前に【研究ノート】【実践報告】と明記すること。
  8. 書式、その他執筆に関する留意点は付記の通りである。規定枚数を超えた論文、投稿規定、および付記にしたがわない論文、また、紀要編集委員会により不適切と判断された論文は原則として受理せず、掲載もしない。
  9. 投稿論文の掲載が決定した後、英文によるタイトル、氏名、所属とその要旨(300語以内、邦文を付ける)および原稿の電子データを提出する。提出方法は掲載決定後に別途指示する。
  10. 投稿締切 9月30日
  11. 送付先は日本子ども社会学会HP(https://www.js-cs.jp/office/contribution/)を参照のこと。
  12. 投稿論文の原稿等は、掲載の可否にかかわらず返却しない。
  13. 本誌に掲載の著作物の著作権は本学会に帰属する。ただし、著作者自身が著作物を利用する際には、とくに本学会の許諾を必要としないが、本学会紀要からの転載であることを明記すること。

【付記】執筆に関する留意点

  1. 投稿者は、研究を進めるにあたって倫理的問題に十分配慮し、配慮したことを論文中に明記すること。
  2. 図表は投稿論文中に適切にレイアウトして挿入すること(切り貼りも可とする)。ただし、図表はそのまま掲載できるよう適切な大きさにすること。
  3. 注(引用文献の提示は下記に従うこと)は注番号を( )で付記し、文末にまとめて示すこと(割注・脚注などにはしない)。
  4. 引用文献の提示は原則として以下の形式にしたがうこと。
    (1) 本文中の引用箇所には次のように著者名、発表年、頁番号などを表示する。電子書籍などで頁番号が記載されていない場合は、章、節、見出、段落など、該当箇所がわかるように表示し、その書籍を閲覧した際に用いた媒体の種類を明示する。
    ・藤本(2001, p.35)によれば~
    ・~と指摘されている(深谷 2007, p.32)。
    ・教師の世界は「~である」(望月 2010, pp.138-143)。
    ・すでに~について研究が行われている(原田編 2003)。
    ・ウォーラーの述べるように「~」(Waller 訳書, 1957, pp.101-103)と考えられる。

    (2) 同一著者の同一年の文献は、(片岡 1993a, 1993b)のようにa, b, c…とアルファベットを付けて示すこと。

    (3) 引用文献・参考文献は和文、欧文などを含めてアルファベット順に並べ、注の後(論文の最後)に以下の例のように記述する。同一著者の文献は出版の早い順に並べる。また、翻訳書は原著の書誌情報を示す。
    Corsaro, W. A. 1981 “Friendship in the Nursery School: Social Organization in a Peer Environment”, in S. R. Asher & J. M. Gottman (eds.) The Development of Children’s Friendships, New York: Cambridge University Press.
    Corsaro, W. A. 1997 The Sociology of Childhood, California: Pine Forge Press.
    Dahlberg, G., P. Moss & A. Pence 2013 Beyond Quality in Early Childhood Education and Care: Languages of Evaluation, 3 rd Edition, London & New York: Routledge, Kindle版
    藤本浩之輔 2001 『遊び文化の探究』久山社
    Putallaz, M. & J. M. Gottman 1981 “An Interactional Model of Children’s Entry into Peer Group”, Child Development, Vol.52, pp.986-994.
    住田正樹 1992 「子どもの仲間集団の相互作用過程分析(II)」『九州大学教育学部紀要教育学部門』第37巻、pp.53-81
    武内清 2012 「学校と子ども社会」原田彰・望月重信編『子ども社会学への招待』ハーベスト社、pp.100-112
    Waller, W. 1932 The Sociology of Teaching, New York: Russell & Russell Press(ウォーラー、石山脩平・橋爪貞雄訳 1957 『学校集団 ― その構造と指導の生態』明治図書)

    (4) 電子書籍、電子ジャーナルの引用は、紙媒体の書籍の場合と同じ書誌情報(著者名、出版年、タイトル、紙媒体の刊行年、出版社、電子媒体出版社)に加え、その書籍を閲覧したさいに用いた媒体の種類を明示する(なお、インターネット利用の場合はURLと取得日を記載)。
  5. 英字・数字については、半角を使用すること。
  6. 本文中、あるいは注、付記、謝辞などに執筆者名が判明する表現、あるいは「拙稿」等推測可能な表現を用いないこと。そうした表現を用いていると編集委員会が判断する場合は受理しない。付記などが必要であれば紀要への掲載決定後に追記できる。
  7. 印刷所では文字データのみを使用するので、文字サイズ・傍点(点)などによる修飾、罫線などは変換できない場合がある。また、原稿、図表は原則としてモノクロで作成すること。
  8. 「研究論文」「研究ノート」および「実践報告」はとくに以下のような論文とする。

    (1) 研究論文
    ・子どもや子ども社会に関わる課題・テーマについて、何らかのデータや資料、文献に基づく理論的考察や、事例に基づく実証的分析などを行い、研究上得られた知見をまとめたもの。

    (2) 研究ノート
    ・子どもや子ども社会に関わる研究動向、制度改革の動向などを学術的視点からまとめたもの。
    ・子どもや子ども社会に関わる先進的、特徴的な調査結果や研究方法、また史資料などを紹介し、研究上の提言を行うもの。
    ・その他、子どもや子ども社会に関わる萌芽的、挑戦的な研究であり、子ども社会研究の発展に資するもの。

    (3) 実践報告
    ・子どもや子ども社会に関わる先進的、特徴的な実践を紹介するもの。
    ・子どもや子ども社会に関わる実践についての先進的、特徴的な評価や検証を行うもの。
    ・その他、子どもや子ども社会に関わる萌芽的、挑戦的な実践に関するものであり、子ども社会に関わる実践の発展に資するもの。
  9. 掲載が決定した場合に提出するファイルの書式などの詳細については、紀要編集委員会の指示に従うこと。