会長就任にあたって

会長就任にあたって

山田浩之(広島大学)

 
 
2019年度からの2年間、本学会の会長をお引き受けすることになりました。微力ながら本学会のますますの発展に少しでも貢献できればと考えております。

  日本子ども社会学会は学際的な学会であり、多様な研究領域、さまざまな所属の方々から構成されています。研究や実践などの活動でさまざまな背景を持っておられる方との交流は刺激的であり、私自身、本学会の多くの場面で子ども研究に対する新たな示唆を得てきました。こうした有意義な場をできるだけ多くの人たちと共有したいと考えています。

  また、本学会も創立から25周年を越え、30周年も近づいてまいりました。学会として成熟し、さらに活発な活動が求められるようになっています。今後の学会活動を支えるのは、これまで学会を牽引してくださってきた世代の方々に加え、若い世代の研究者や実践者、また大学院生であることは間違いありません。私の役割はすべての世代の方々を繋ぎ、これまでの研究と実践での資産を若い会員たちに継承することだと考えています。そこで、本学会の多様性を活かしながら、会員のみなさんすべてが活躍できる場を学会の中に作り出せるようにしたいと思います。

  これまでの4年間は、永井前会長のもとで事務局長として学会の運営に関わってきました。学会事務を内外出版に委託したことで、事務的な仕事は大きく軽減されました。しかしながら、学会運営には経済的な問題を始め、多くの課題が残されています。中坪史典事務局長、また事務局の方々に助けていただきながら、残された課題に取り組んでいきたいと思います。また、運営に関しましては、会員のみなさまから忌憚のないご意見をいただきければ幸いです。これからの2年間、よろしくお願いします。