【特集】「子どもらしさ」へのアプローチ・3―多様な子ども― | |
◎モダニティと複数形の「子ども」
―特集「「子どもらしさ」へのアプローチ3 多様な子ども」のねらいに代えて― | 元森絵里子 |
◎インドの初等教育普及過程にみる「子ども」の複数性
―英国統治期インドの教育政策の検討を中心として― | 針塚 瑞樹 |
◎「文化的に多様な子ども」から「国際的な視野をもつ人間」へ
―国際バカロレアにおける文化的多様性― | 渋谷 真樹 |
◎“ほめる・認める”生徒指導の陥穽
―PBS(Positive Behavior Support)の留意点の検討― | 伊藤 秀樹 |
◎「発達障害のある子ども」における「子どもらしさ」の語られ方
―「逸脱」を構成する概念装置― | 鶴田 真紀 |
【研究論文】 | |
◎就学前児はどのような「願い」を持っているのか
:「3つの願い」という方法を用いて | 藤崎亜由子 麻生 武 |
◎フリースクールからの大学進学をめぐるジレンマ
―大学進学がもたらす光と影― | 藤村 晃成 |
【研究ノート】 | |
◎就学移行期における指導の連続性と一貫性
―「気がかりな子」の資源化実践に着目して― | 野本 星来 伊勢本 大 宮下 絢 白松 賢
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◎だれが美術系大学に進学したのか
-学生の子ども時代の美術活動・経験に着目して- | 喜始 照宣 |
【英文要旨】 | |
藤崎亜由子・麻生武/藤村晃成/野本星来・伊勢本大・宮下絢・白松賢/喜始照宣 |
【子ども社会研究の窓】 | |
テーマセッション・1 「子供と社会的養護」報告 | |
◎テーマセッション企画趣旨と概要報告 | 坪井 瞳 山口 季音 |
◎児童養護施設職員の視点から捉える社会的養護 | 原田 旬哉 |
◎教育学の視点から捉える社会的養護 | 西本 佳代 |
◎家族社会学の立場から捉える社会的養護
「子ども/大人」の相対化と「依存批判」との接合可能性 | 藤間 公太 |
テーマセッション・2 子どもとファンタジー | |
◎ファンタジーとは何か?:ファンタジーの生まれる場所 | 麻生 武 |
◎明治期の読書論における〈空想〉の排除と包摂-お伽噺論を中心として- | 目黒 強 |
◎もう一つの時間と空間を生きる子どもとファンタジー | 加藤 理 |
【書評】 | |
○南出和余著
『「子ども域」の人類学−バングラデシュ農村社会の子どもたち』 | 高橋 靖幸 |
○レイチェル・バーク、ジュディス・ダンカン著
七木田敦・中坪史典監訳、飯野祐樹・大野歩・田中沙織・島津礼子・松井剛太訳
『文化を映し出す子どもの身体
―文化人類学からみた日本とニュージーランドの幼児教育―』 | 小針 誠 |
○舞田敏彦著
『データで読む 教育の論点』 | 浜島 幸司 |
○野辺陽子・松木洋人・日比野由利・和泉広恵・土屋敦著
『〈ハイブリッドな親子〉の社会学-血縁・家族へのこだわりを解きほぐす』 | 谷田川ルミ |
○アラン・プラウト著、元森絵里子訳
『これからの子ども社会学―生物・技術・社会のネットワークとしての「子ども」』 | 山田 富秋 |
○増山均・汐見稔幸・加藤理編
『ファンタジーとアニマシオン―古田足日「子どもと文化」の継承と発展』 | 吉岡 一志 |