子ども社会研究 第12号 2006(平成18)年 研究論文 不登校現象にみられるジェンダー問題 –経験者の「語り」から 青田 泰明 幼児に対する<客観的>な評価を巡る困難と逆説 –私立小学校の入学選抜考査に関する学校所蔵史料をもとに 小針 誠 小・中学生の社会的・私的生活習慣が心理的健康及び学業への意識に及ぼす影響 角谷 詩織,無藤 隆 不登校を経験した生徒の学校体験 –サポート校の生徒の「中学生になること」の語りから 冨岡 理恵 子どもの社会性を育むことへの保育者効力感とアイデンティティ地位との関係 西山 修 児童劇・学校劇における岡田文部大臣の訓示・通牒の意味とその影響 –所謂「学校劇禁止令」(1924)について 南 元子 「時間」で捉える子どもの授業経験 –制度化された時間と物語的な時間に着目して 守山 紗弥加 研究情報 子どもの「いじめ」問題 –児童臨床の立場から事例をもとに 深谷 和子 子ども社会研究におけるライフヒストリーの可能性 山田 浩之 書評 書評 櫻井智恵子著『市民社会の家庭教育』 上杉 孝實 書評 細辻恵子著『揺らぐ社会の女性と子ども –文化社会学的考察』 田中 理絵 書評 湯地宏樹著『幼児のコンピュータゲーム遊びの潜在的教育機能一メディア・リテラシー形成の観点から」 中田 周作 書評 深谷昌志著『子どもから大人になれない日本人一社会秩序の破壊と大人の消失』 松澤 員子